2021.03.21
シャクヤクの移植
お庭のこと
こんにちは。
ガーデナーシップの佐藤です。
先日、お父様が育てられてきたシャクヤクを
ご自宅に持っていきたいという娘様からご用命をいただき、
気候も暖かく、安定もしてまいりましたので作業に伺わせていただきました。
1月の中頃に現場を拝見させていただきました時には、まだ芽が動き始めたばかりで、
その後に、積雪や寒波の可能性があるうちは、シャクヤクに過分な負荷がかかってしまう為、
暖かくなるまでは、体力を温存させる方針の擦り合わせを、お客様とさせていただきました。
その後、3月も中頃を過ぎた頃には、暖かさが安定し、新芽も無事に伸びておりましたので、
シャクヤクの掘り上げをさせていただきました。
切り戻しを行ったシャクヤクの根っ子には、
傷口から菌の侵入を防ぐために殺菌剤を塗布させて頂いてから、
新たな場所への植え付けをさせていただきました。
この度は、お父様が大事に育てられてこられたシャクヤクを大事に引き継がれ、
大切に育てていかれることに携わらせていただき、ありがとうございました。
思い出の詰まった大切なシャクヤクが、新たな場所で元気に育ってくれることを
心から願っております。
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